季節の変わり目対策

皆さん、こんにちは。

暦の上ではもう既に秋に入っていますが、 まだまだ日本は30度近い気温が続いているそうですね。
私が今住んでいるモロッコも朝晩は秋模様ですが、 昼間は暖かく気持ちが良いです。

さて、この間Instagramから質問を投げかけたら 季節の変わり目対策法を多くの方から聞かれました。

季節の変わり目は体調を崩す人、 多いのではないでしょうか?

私はちょうど10年前、アレルギー喘息がピークまでなり 季節の変わり目は非常に辛い時期でした。
夜は眠れないほどの咳 骨が折れそうなほど肺周りの筋肉が炎症で
毎晩夜がくるのが恐ろしかったのを 今でも鮮明に覚えています。

そんな私も、もう一切症状が出なくなり、 四季の変わり目を楽しめるようになりましたが、
まだ花粉症やアレルギーが勃発する辛い季節だという方がいたら、
今からでも体質改善は遅くない! という事を自信を持ってお伝えできます。

まず、季節の変わり目にも四季によって色々ありますが、
体質論の考えでは 夏(湿、熱)〜秋(乾、冷) へと変わっていく今の季節。
排泄するものがたくさんある現代人にとっては辛い時期です。

体は季節の変化に対応するために、体内のエネルギー代謝を多く必要としますが
現代人はそのエネルギーが非常に少ない。。

巷で流行っている健康法を長くやってきた!という人は 特にその健康法が足を引っ張っている事も。

世界中で見かけるようになった、還元アイテム。
抗酸化物質、血液サラサラ、抗炎症作用という言葉。 聞こえが良く聞こえて、
その文字が書いてあると健康だと思って 使ってきた!という人は要注意です。

これらの”還元”作用を起こすアイテムというのは、体内で鎮静させて冷やし、固めていくアイテム。

私たちの体は十分冷えに傾いていますが、秋(乾、冷)に変わるこれからも、
更に還元作用のあるものばかりを取り続けると これから寒くなる季節に体は対応できると思いますか?

温めようと薪をくべている上から水をかけているのと同じです。

火を起こす為に、薪をくべている所には、
燃えやすい枯れ葉など 効率よく燃焼させる物を持ってきてあげないと、
いつまで経ってもボウボウと火は燃え続けるだけですよね。

私たちの体には、この様に燃え上がっている物を緩やかにし、
鎮火させずに心地よく燃焼させようと 頑張ってくれる小人さんや、
免疫細胞さんの様な有力な戦士の様な子たちがいます。

まず、私たちが必要なのは、 その小人さんや免疫細胞たちを動かすためのエネルギーが必要です。
酵素を小人さんと表現したりしますが、その小人さんが 化学反応を起こしてきちんと体内で働くようにする為には、 まずエネルギーが必要になってきます。

酵素ドリンクをせっせと飲んで、酵素を飲んでいるという思っている人が非常に多い現状ですが、
酵素はそこに存在していません。

酵素は体内で作られるものです。

体内にきちんとアミノ酸がないと、酵素ドリンクを飲んでも、
酵素は体内で作ることはできません。


酵素ドリンクは糖を微生物がチョキンと単糖に分解してくれたフルーツ(フルクトース)の発酵ジュースです。

イスラム医学で、 蜂蜜+ブラックシード(アミノ酸15種うち8種必須アミノ酸)を7粒、食べることを推奨されている理由はここにある訳ですね。

最近よく耳にするミトコンドリア、ATP(アデノシン三リン酸)
これらがエネルギーを作る大事なポイントになってきますが、
私たちは、 糖をエネルギー源として体内でクリアに不純物を出さずに作っている訳ですが、
このエネルギーが足りない人は、 体のお仕事がうまくできず、
もちろん季節の変わり目という一大イベントにも全力で挑むことができません。

季節の変わり目に大きなダメージを感じている方は、
エネルギー全然足りてませーん! と体からのサインです。

カラダのお勉強を深めていけば自ずと見えてきますが、
還元アイテムや、抗炎症、抗酸化という言葉が健康への道だと信じてきた人が、 グルコースだけを摂っても、
今までやってきた健康法が代謝の邪魔をして、
ランドルサイクルという代謝のスイッチ(切り替え)が上手くできません。

体に今まで何かしらの炎症(アトピー、アレルギー、生理痛、腰痛、偏頭痛などの慢性疾患、体調不良)
を感じてきた人は、 グルコースだけではなく、 グルコース+フルクトースのコンビネーション(蜂蜜、デーツ)がとっても大切です。

1日に必ず6杯〜8杯の美味しいと思う蜂蜜に デーツ、
熟した果物など なるべく1日に小腹が空いた、
お腹が空いたらまずはこれらを口に含んで 糖代謝に切り替えていく必要があります。

最低でも3ヶ月は毎日忘れずに摂取する!
これがいかに大切かが、既にはちみつライフを始めてきた人は 実感しているはず。

カラダの疲れ方が全然違い、
気がつくと生理痛、花粉症、 偏頭痛、季節の変わり目の喉からくる風邪など、
これらの症状が出ていないことに気が付きます。

まさか、甘いものが元気の源になるなんてと思った方は、
疲れたりイライラした時、妙に甘い物が欲しいと思った経験はありませんか?

子供たちが甘い物が大好きなのは、
成長に必要なエネルギーが大人以上に日々 多量に消費されているからです。

騙されたと思って、まずは 蜂蜜をきちんと1日6〜8杯とってみてください。

その後は、血液循環を良くするために エプソムソルトを入れたお風呂に20分以上入る。

毎日日光浴を素肌で行う。

休みの日はできるだけ自然に触れて、 電磁波から離れてみる。
携帯断食も身体が全然違ってきます!

旬の果物、旬の食材を消化しやすい状態で食すことも大切です。

その辺にいる虫や、動物を観察してみてくださいね。 たくさんヒントがありますよ!
彼らは寒さ凌ぎの為に、たくさんエネルギーを補給しています。

自然素材のもので体を纏うのも大切です。
ポリエステルなどの、カラダの電気をプラスに傾けてしまうような素材の物を纏っていると、
子宮周りは特に冷えてきます。

せめて下着だけでも、天然素材のものに変えてみてください。

寒い季節、体をいかに温めておけるかで代謝の周り方は違います。
熱を副産物として作ることができる糖!
これからの季節、特に欠かせないアイテムです。